〈発送は5月28日となります。〉 シャネル5番『ピュア・パルファム』7mlフラコンボトルです。 1960年代〜1970年代に販売された物と思われます。 『仏国製』ではなく『法國製』と書いてありますから、更に古い物かも知れません。 シャネル5番を例に取ると、同じ1ccで《パルファム》と〈オード・パルファム〉の価格差は大体10倍前後になります。 シャネル5番価格 ピュア・パルファム 7.5ml 15000円 オード・パルファム 50ml 12000円 〈オード・パルファム〉や〈オード・トワレ〉の匂いが《パルファム》と比べて、極端に薄くならないのは代替え香料に秘密があります。結論から言うと《パルファム》と〈オード・パルファム〉〈オード・トワレ〉は香りは似ていますが、別物と言った方が正確かも知れません。販売価格を考慮して、代替香料は比較的安価な化学香料となる訳です。 ゆえにパルファムとオード・トワレなどは香りが違います。気が付かない方もいますが、香り立ちが違うと感じる方は多い筈です。 価格が違う訳ですから、違うのは当然だとは 思いますが、質より量の時代を迎えてメーカーも大変だとは思います。 何も100年前に調香された香水=シャネル５番=が『古臭い』香りを放つ訳ではないことは、シャネル５番が証明してくれています。化学香料100%の香水が大ヒットする中、現代でも高級香水（7.5mlボトル価格15000円税別）の中でもトップクラスの人気を誇ります。 香水初心者は、先ずは流行りに飛びつくのではなく、歴史が証明した香水からスタートするのが安全です。なぜ最近の流行りの香水の多くは、直ぐに飽きられ、長続きしない原因が分かるも知れません。 この機会に是非お試しください。 但し、一度ピュア・パルファムの奥深さを知ってしまうと、オード・パルファムやオード・トワレでは満足出来なくなる可能性もありますのでご注意下さい。 〈シャネル５番は元々、ピュア・パルファム、オード・トワレ、オーデ・コロンのラインナップのみで、オード・パルファムは存在しませんでした。オード・パルファムは 1986年に発売されたN°5「オード・パルファム」はN°5のピュア・パルファムをベースに新たな香りを付け加えたフレグランスです。〉 複数購入で割引いたします。